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阪神大震災から20年が経ちました2015年1月17日
もう20年経ちました 忘れられないあの大惨事は 地球上に住んでいるならば
必ずまたやってくる
何事も備えが大切と痛感しました
当時
左右の庭の塀はばったり倒れて 僕の古い家は倒壊しかけ 壁が落ちて 所々穴が開いていたんです
玄関のドアも開いたまま閉まらない 雨戸は全部全く動かない ガレージのコンクリートは
パックリ地割れ 家の中はメチャクチャ 5日間ぐらい ガレージの車の中で寝ていたんです
毎日少しづつ家の中を整理して 余震があれば 走って庭に飛び出る毎日でした
次同じ地震が来たら 今度は倒壊すると怯えながら過ごしていたんです
そして 近くの大工さんに応急処置をしてもらい 2階がない1階だけの部屋で寝るようになったんです。
電気はすぐに使えたのですが 水とガスの復旧に2ヵ月半程かかりました
水は 近くの井戸から汲んできて お風呂に溜めていたんです
そのお風呂に熱帯魚のヒーターを大阪で買って来て 2本入れていたら
水の温度は40度を超え いい湯加減だったんです。
でも 何でもその水を利用していたので 洗うだけで お風呂にはつかれませんでした。
武庫川を越えれば お風呂屋さんも営業しており 別世界
だから たまに尼崎まで銭湯に行っていました。
僕が 「大変やな フロも尼崎まで行かなあかん 面倒やな」 とか言っていると
父と母は戦争を経験していたので
「私らは 命があるだけ良かったし 戦争の時なんか他府県からの援助もなく
こんなもんじゃない 命があるなら どないでもなる 」
と言っていた
災害は突然やってくる
備え
ですね