ニュース
ユーロカップ 第5戦 2013年11月26日
ユーロカップ最終戦
今回はゴルフ5で参加。
各クラスの予選が終了して 各クラス タイムスケジュール通り
決勝が行われていました。
ポルシェとゴルフの決勝前に
パッドックで他の工場の社長とお話をしていた時 クラッシュ音がしました。
上記コース図の丸部分です。
パドックから金網越しにバックストレートのコース上を見てみると
ミニの運転席部分が大破しており 運転席のドアもなく 運転席側のフェンダーもない状態であり
体はボディーの変形で車から脱出できない状態だったのです。
1週目のオープニングラップ 混雑している中で ストレートで行き場が無くなり
コースから外れダート走行となり コントロール不能でコンクリートウオールに激突
されたと思われる事故でした。
事故直後 右手は脱力して垂れ下がっておりましたが 左手が動き出したので
これなら 大丈夫か? と見守る中 救急車も来て 消防車のレスキュ-隊も来られ
車はシートに覆われ始め 脱出されたシーンは見ておりませんが
手が動き始めたのと 呼びかけに答えていたと聞いたので なんとか無事に
病院にいかれたのだろう とほっとしておりました。
その後各レースも再開して
「あの方 だいじょうぶだろうか? 」
「運ばれる時 呼びかけにも答えてたみたいだよ」
で 安心しておりましたが
翌日 お亡くなりになられたと聞き ショックでした
面識はありませんが 同じイベントに参加しておりましたので かなりショックです
自動車のレースは危ない事はわかっていますが 僕含めて 出場している
ドライバーは 危ないかもしれないと認識はあっても
まさか自分が命を落とすなんて思ってもみないです。
ほとんどのドライバーは 出かける前に「もし何かあれば こうするんだぞ」
と 家族や会社関係に伝えて レースに出かけるドライバーはいないでしょう。
サーキットを全開で走る事は 安全面や仕事や家族に対しても
いろいろと 考えないといけない事があると 再認識いたしました。
ご家族 チーム関係者様の方にお悔やみ申し上げますと共に、
ドライバー様が安らかにご永眠されますようお祈りいたします。