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最近 ブレーキパッドが薄々になってる方が多いです2018年2月26日
ブレーキパッドをギリギリまで 使用する事はおすすめできません
理由は
●バックプレートとブレーキパッドの材質の間には 接着用の材料が使用されて
いますので ギリギリの部分は本来の性能を満たしていません
●ブレーキパッドの材質は断熱材の役割もしております ぎりぎりまで使用すれば
ローターとブレーキパッドの摩擦熱が 熱伝導により キャリパーのダストブーツ
に悪影響を与えます
同時にブレーキオイルに対しても 熱の影響を与えやすくなります
ブレーキパッドは6割を消費したら交換が おすすめです。
パッドセンサーが光る前がおすすめです
残量は特殊な車以外 すぐに確認できますので お気軽にお問い合わせください、
下の例は 耐久レースなので 一般道路にはあてはまりませんが
2005年のVWゴルフGTIカップジャパンの耐久レースでの出来事で
ブレーキパッドのチョイスミスで 最後1週なのに
ブレーキパッドが無くなり えらい事になった例です
運転していて フロントのブレーキパッドの残量がない事はわかっていたのですが
最後1周だから ピットに入っている暇はない このまま行ってしまえ!
で
パッドが無くなり キャリパーのピストンが溶けて ピストンが抜けて
ブレーキオイルが いっきに抜けてしまい 全くブレーキが効かなくなり
200キロ以上の速度でしたので とっさに サイドブレーキでスピンさせて
コースアウトして やっと止まったんです。
一般道では これほど過酷なシチュエーションはありませんが
ブレーキパッドは6割減ったら交換しましょう。
この時は ほんと死ぬかと思いました