ベンチュラーウォーカー
西宮砲台(国指定史跡) 2007.5.62007年5月2日
ヴェンチュラーから車で10分。ここは香枦園浜にある西宮砲台。
建造された理由は鎖国状態だった日本に、
度重なる外国船の来航に不安を感じた幕府が沿岸警 備の目的で建設されたらしい。
しかし莫大な費用と4年もかけて建設されたこの砲台は一度も使用されなかったという。
一度テストで実際に砲弾を放ったが、
砲 台の中に煙が充満して使い物にならなかったらしい。
昔から税金の無駄使いをしておりますね!
他に今津砲台、舞子砲台、和田岬砲台、湊川砲台があります。
現 存しているのは和田岬三菱重工内の和田岬砲台と西宮砲台だけです。
西宮市教育委員会 の記事より
江戸時代のおわり、国防に不安を感じた江戸幕府は、都を警護する要地にあたる大阪湾に砲台を築きました。その工事は文久3年(1863)から慶応2年 (1866)まで、続き、あしかけ4年間もかかっています。土堤で囲った中央部に、松クイを1000本以上も打ち込んだ基礎とし、カコウ岩の大岩を組みあ げています。本体には砲眼11個と窓1個が穿たれ、大砲で四方をねらうことができました。実際には使われることもなく明治時代をむかえました。