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新素材タイヤ 自動修復!??2020年1月13日
パンクしても 自然に修復する?
磨耗も修復する?
もともとゴムは植物であり 有機物であるから
未来的テクノロジーで 生き物のように自身で再生させることが可能??
それがいつの日か 本当に可能となるのだろうか?
本当なら すごい技術です
技術は 進化していく事で ライバル企業は 淘汰される場合が多々ある
それだけではなく 進化させた企業までもが淘汰される場合もある?
1990年に 僕は三菱マテリアル系の 自動車ブレーキ事業部の
研究室に就職しました
レース活動をしながらでしたので 最高に楽しい思い出でした
しかし もうその事業部は 10年ほど前に 譲渡されました
僕の時代は まだ素材の骨となる繊維はアスベスト
熱に強く 強靭な繊維なのでブレーキにアスベストは必需品でした
しかし
肺に入ると癌になる アスベスト問題で 1995年ぐらいからは一切
アスベスト含有ブレーキパッドはこの世から無くなりました
別の素材は
ケブラーパルプです
そして どんどん開発がすすみ
30年前は フロントのブレーキパッドは 約3万キロで磨耗交換でしたが
いまでは 10万キロ無交換も 当たり前になりました
(注意 日本車だけです 外国車の外国ブレーキパッドは今でも3万キロから4万キロ)
そうなると 車検時などの 補修部品が売れなくなり
最近では 日清紡は 補修用ブレーキパッドの販売は取りやめ
天下の曙ブレーキは業績悪化
新しい技術が生まれれば その分野自体も衰退する場合もある?
(以前のヴェンチュラーウオーカー)