ベンチュラーウォーカー
ますや (西宮 立ち飲みや)2013年7月19日
ヴェンチュラーから自転車で15分
ここは 酒屋と立ち飲み屋の ますや
U君に誘われてから いっしょによく行くようになりました
仕事が終わって 毎日 自転車で母のお見舞いに行った帰り道だったんです
でも もう通る事は無くなりましたが、今でもたまに行きます
立ち飲み屋なので 本当に椅子は無く たって飲む
昔ながらの酒屋に併設された 正統派の立ち飲み屋
おでんのちょうちんの右横の小さなのれんのドアを開けると
昭和レトロな立ち飲み屋ワールド満開。
最近 若者でも女性でも気軽に飲め、入りやすい立ち飲み屋が
繁華街にはたくさん新規開店しています。
回転率がいいのと 金額面や入りやすさで一見さんを取り込める
メリットがあるのでしょう。
喫茶店の椅子は硬くしろ と昔言われていました
実際 小学校の時 コーヒー好きの母と よく三宮のそごうに行った帰りに
センター街の喫茶店に入ると どこも硬い座り心地の悪い木の椅子ばかりでした。
長居するとおしりの骨が痛くなって「さあ行こか」で回転率を上げていたのでしょう。
でも 立ち飲み屋はそれ以上 なんせ立ちっぱなしなんですから それも飲んでるから
余計に疲れてくる 30分もすればちょっとお疲れ。
立ち飲み屋なのに メニューがいっぱい 刺身 とんかつ 焼き魚 カレーなど満載
ここで 普通に食事して飲んで帰ることができる
店主の奥さんがここのママ 絶妙な愛想で対応してくれる あったかいお母さん
地元の話満開で なんかの拍子に学校の話がでた
店 「あら 浜崎さん 報徳なの うちの子も報徳やったよ」(名前は2回目で覚えている)
僕 「何歳?」
店 「33」
僕 「クラスは?」
店 「特進」
僕 「どこの大学いったん?」
店 「京大」
僕 「えーーーめっちゃえらいやん どうやって勉強教えたん」
店 「私 商売してるから 勉強なんか教えてへんよ 勝手にしとった」
僕 「えーーー すごいな 俺は落ちこぼれやったよ(笑)」
といろいろなお話で楽しめる
お客さんは1人で来る方がほとんど でも1人で来るには修行が必要
何回も来て 一人一人と少しづつ知り合いになって やっと1人で来れるような感じ
まだ 僕は1人で行った事は無い
知らない人にも 「こんにちは」 帰るときは 「お先に」 を言っていれば
だんだん知り合いも増えてきた。
立ち飲み屋ワールドも奥が深い
規制緩和により1990年代初頭 コンビニもお酒を販売できるようになりました。
ただし 一定地域での複数の出店は規制により不可能。
そこで セブンイレブンの営業マンが既存の酒屋にセブンイレブンに業態変更を
薦めている映像が度々番組で放映されていましたね。
酒屋のオーナーは渋々長年守ってきたのれんを下ろし業態変更をしたオーナーもいれば
かたくなに「帰ってくれ!セブンイレブンにする気はねえ!」とどなるオーナーもいました。
そして今では自由化により 一つの地域でも複数店で酒を販売できるようになった。
昔ながらの酒屋はもうお国に守られることが無くなったのです。
しかし ますやは 大昔から営業している地域密着人情繁盛店を隣で併設しているから
そんなことなんのその。
ますやは お客はみんな友達で お客同士もみんな仲良しで がっちり!