土曜日に練習走行、日曜日に予選と決勝のレース。
レースカーは事前に陸送便で仙台に配送済みなので、
土曜の朝一の伊丹発仙台行きの飛行機に乗り込みました。
朝の景色は水墨画のように見事でした。三重と奈良の県境のあたりでしょうか。
肌寒い宮城県の菅生サーキット。
お昼から練習走行。なぜかタイムが出ない。1分44秒1.
順調だったのでずぼらして、アライメントを第1戦からとってなかったのです。
計測してみるとかなりフロントがくるっていました。
縁石を乗り越えたりハードな走りをしていると、メンバーのずれなどで
少しづつ狂ってくるのでしょう。計測調整して2回目の走行。
やはりフロントの入りがよくなり、1分43秒4.。これで安心。
明日の予選は新品タイヤ。タイヤを交換して再度アライメント計測して、
さらにタイムはアップするでしょう。
蔵王の山並みにはもう雪が
朝から車検、予選まで約1時間半。セッティングも終え万全の体制です。
予選は3週目に1分42秒9をたたき出し、2位に0.8秒差でポールポジション。
決勝は毎週ジリジリと引き離し7秒差で優勝!これでシリーズチャンピオン
中国代表のKevin Tse選手ドイツ代表のMartin Westerhoff選手。
Martin Westerhoff選手がいっしょに写真を撮ろうとお誘いがあったので、
超片言英語でお話。
「すばらしい!あなた速いです。今何歳?レースはいつからやってるの?」
「僕は42歳。22歳で初公式レースで、昨年はホッケンハイムでポロカップに出場しましたよ」
「何位だった?」
「セブンティーン」
「え?7位」
「ちがいます17位です」
「なんで?」
「ドイツはレベルが高いですよ、また挑戦したい」
とお話させていただきました。
今回3位のKevin Tse選手も昨年のドイツでは28位。
ほんとは30分の練習走行だけでいきなり予選は無理なんです。
と言いたい所だったのですが・・・
あと1秒速くなればトップグループに食い込むので、
マシンとコースに慣れさえすれば、と自分に言いきかせてます。
次に行く時には、いい結果を残すぞ!目標はドイツでのお立ち台。
これで今年はGTI CUPは終了しました。カップとメダルと賞金30万円をいただきました。
来年も頑張るぞ!
※GTI CUPは国内A級ライセンスを取得すれば、だれでもエントリーする事ができます。俺やってやろう!とお考えの方、ライセンス取得から出場までアドバイスいたしますので、是非ご相談ください